「訪問」という仕事
こんにちは!
甲賀市で車の眼鏡店をしております吉本です!
当店は出張訪問が専門の眼鏡屋です。
一度、「訪問」というスタイルのお仕事について思うことを書いてみようと、車の運転をしながらぼんやりと考えていました。
「訪問」は尊い
正直なところ・・
眼鏡屋やるなら訪問より店舗構えてた方が絶対儲かる!
(別に眼鏡屋が儲かるという意味ではないです)
その場所にいつでも店があるというのは、それだけで広告しているのと同じなので強いですよね。
好きな商品仕入れて綺麗にディスプレイして、お洒落なショップが我が城って当然楽しいでしょう!
でもそれくらいのことは結局資金があれば出来ちゃうし、雇われ店長でも頑張ればある程度出来ちゃう。
それに、ある程度のフレームは今の時代ネットで手に入ります。眼鏡より補聴器より上の、高度管理医療機器に区分されるコンタクトレンズでさえ、ネットで買えるんですよ?
眼鏡屋として店舗を構えるって、僕にはただの自己満足にしかならないなーって思ったんです。
しかも眼鏡屋いっぱいあるし・・(甲賀市内だけで9店舗も)
わざわざ自分がしなくても誰かが既にやってるし、店に来る困ってる人も既に誰かが力になってるし。(たぶん)
どんな人をターゲットにしたいかの違いなんでしょう。
こないだ知り合いの車屋さんが言ってたんですけど、
「最近はお客さんに呼ばれても行かないんですよ。逆に店に来て下さいって言ってます。昔は行ってたんですけど、会社のルールが変わって。」
そういう時代なんでしょうね。仕方がない。(保険屋とかも店舗構えだしましたよね)
でもさ、行けない人どうするの?(車は行けない人は乗らないかもですが)
「訪問介護」「訪問看護」「訪問美容」「訪問食品スーパー」etcetc
時代が変わっても「訪問」を必要としている人がいるのは明らかです。訪問ガソリンとか訪問灯油なんてのもありますよね。
物が凄いスピードで進化しても人間の体はそこまで進化していませんから、まだまだ「人」と「人」の助け合いって必要だと思うんです。
なので僕も店舗を構えず、逆にこっちからお客様の元へ行く方を選びました。
甲賀市内9店舗が力になれない方々の力になりたいと思いました。
せっかく眼鏡士を取得しているので、この技術を他の人と同じように使っていてももったいないと思いませんか?
民間資格ではありますが一応「士業」なわけで、やっぱり営利目的より職能のとして人の役に立てる立場でありたいです。
身体の衰えって誰が悪いわけでもないじゃないですか。いつか自分も衰えるわけで。
外に出れないからって美容院を我慢したり、買い物を我慢したり。恐らく、それでもいいとは思ってらっしゃらないのではないでしょうか。
実際前職で何名もそういう方にお会いしたこともあります。
「外出できひんから、レンズ外れたけどセロテープで止めてあるんです。」
「いつからですか?」
「3か月前くらい」
もう家にいても安心できるサービスを提供するしかないですよね。
たかが眼鏡でも。
顔に乗る物なのでいつも清潔にしておいてほしいし、医療機器として良い状態にしておいてほしい。買い替えるときの楽しみも実感してほしい。
(僕がおばあちゃん子だったのもありますが。亡くなりましたが、眼鏡で役には立つことはできませんでした。アホなやつです。)
「訪問介護」や「訪問看護」、「訪問美容」をされている方も、それ以上の思いを持って仕事されてるんだろうなと思うと、僕が言うのも恐れ多いですが「訪問」という仕事は尊いなと思います。
ちなみに眼鏡の訪問サービスが儲かるかは知りません。
家族が食べていけるだけの収入があればじゅうぶんです。
いつか眼鏡の訪問サービスとして、福祉業界の仲間入りができたらなと。
その為に、介護職員さんやお客様の生の声をたくさん聴きたいと思っています。
(介護職員初任者研修の受験するのもいいかなー・・)
あ、当店はめちゃくちゃ地味です(笑)
店舗は白い車だし商品数も圧倒的に少ない、看板やホームページなんて手作りですよ?(笑)
でも主役はもちろん僕じゃないし商品でもないと思っていて、主役は断然「サービス」なんですよ。「訪問サービス」が主役。
僕は裏方で、主役の魅力を伝えていくポジションです。
必要としてくれる人や応援してくれる人が1人でもいれば、この事業も輝きます!
これからもたくさんの方々と繋がって、双方がアップデートできれば最高です!
みなさん、どんどん繋がりましょう!
さらっとですが「訪問」について書いてみました。
私はこんな思いでやってるよ!ってお話があれば聴かせて下さい!
喜んで聴きに行きます!
ではでは!
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